不動産投資物件の探し方を解説します(初級編)

未分類

不動産コンサルタントの高野です。

今日は不動産投資物件を探すコツについて解説します。

不動産投資家さん、地主さん、資産家さん等は、目的や理由は違えど投資物件を探す機会があると思います。それ以外の人も、資産形成や老後の生活のために投資用不動産を検討することがあると思います。

では、投資用不動産はどのように見つけるのでしょうか?今日は不動産投資の初級から中級あたりの方が活用できる物件の探し方を解説します。上級レベルの方にちょうどいい物件の探し方は後日書いていきます。

物件の見つけ方① インターネットサイト

今はネット社会ですから、当たり前のように投資用の物件をネットから探すことができます。これが一般的なパターンではないでしょうか。主に、楽待や建美家、ホームズが大手のポータルサイトとして有名ですね。

これらのサイトは物件数が豊富である反面、良質な物件情報が少ないというデメリットがあります。(もちろん中には良質な投資情報もありますが)

誰でも見られる情報の中に良質な投資情報が潜んでいる可能性は限りなく低いです。

物件の見つけ方② 不動産会社へ依頼(レインズ)

次に不動産会社に物件情報の提供を依頼する方法です。

不動産会社は不動産業界独自のネットワークシステムを持っており、そのシステムの中で物件情報を共有しています。いわゆるレインズというシステムです。

このレインズは一般の人は見ることができないため、レインズの中にある物件情報は不動産会社を通じて収集しなくてはなりません。

レインズには掲載されていているものの、楽待やホームズなどのポータルサイトには掲載されていない物件情報も数多くありますので、投資の優位性を確保できる可能性があります。

レインズに掲載されている物件を紹介してもらうには、不動産会社と知り合い、探している物件の条件を伝え、情報を探してもらうよう依頼する必要があります。

レインズにはネットにのっていない情報があるのは確かですが、全部が全部いい情報ということでもありません。なぜなら、本当にいい情報なら、不動産会社がレインズに載せる前に、自社の顧客に紹介して契約してしまうからです。それに、投資物件を探している人は山ほどいるわけですから、誰が見てもいい情報というのは一瞬で成約になってしまいます。

その一瞬を見逃さないためには、不動産会社との連携を強化して、常に自分のために物件を探してもらう体制を整えなくてはなりません。

物件を紹介したいと思われる人になる

ではどうやったら不動産会社からみて、物件を紹介したい顧客になれるのか。

ポイントは2つです。1つ目は、希望条件を明確にすること。「いい物件があったら買いたい」「安い物件があったら買いたい」という抽象的な要望を不動産会社に伝えている人がいますが、これではまず紹介してもらえない。というより、不動産会社は真剣に探そうとしないはずです。なぜなら、良い悪いは別として物件情報は果てしなくありますから、抽象的な条件だと、どの物件を紹介していいかわからないからです。「いい物件」や「安い物件」というのは人によって価値観が違い感覚的な要素がありますから、不動産会社には伝わらないのです。

ですから、希望条件はできる限り細かく絞って伝えましょう。正直、細かすぎるくらいがいいです。細かすぎると、そんなピンポイントの物件はないから物件を紹介してもらえないのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

エリア、築年数、物件構造、利回りはできる限り細かく条件を設定して伝えてください。

2つめのポイントは、「自分の情報を開示する」ということです。不動産会社も仕事ですので、売り上げをあげないといけません。さらに、できる人ほど多忙ですので、無駄な時間を作りたくありません。

不動産会社の営業マンがどのような人に対して真剣に営業するかというと、ずばり「物件を買える能力」があるお客さんです。たとえ、どんなに低姿勢で親切なお客さんでも、資金面やその他の条件面で物件を買うことができなければ、結局仕事になりません。かけた営業の時間と経費が水の泡になります。

営業マンとしては、できる限り買える可能性の高い人のための物件情報を集めてきたいものです。では、営業マンに買える可能性が高いと思ってもらえるにはどうしたらいいか、、

それは、「自分の情報を開示する」しかありません。資産状況や年収によって、買える物件の額や使える金融機関も異なります。情報を開示することで、本当に買えるお客さんかどうかを営業マンが判断することができます。

自分の情報を出そうともせず、物件情報ばかり要求するお客さんを、できる営業マンは相手にしません。自分の情報をオープンにするのは、投資用不動産を探す際には非常に重要です。情報を開示することは、不動産会社との信頼関係を構築するためにも効果的ですので、率先して出せる情報は出していきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました