(不動産投資)スルガスキームの今

未分類

不動産コンサルタントの高野です。

前回のブログでは、スルガ銀行問題について書きました。

スルガ銀行の融資によって、中間省略登記スキームで物件を取得して、痛い目にあっている方は非常に多いです。

実際に、そのような方からのご相談も日々受けてます。この記事を書いている2020年現在は、スルガに限らず金融機関全体として、不動産投資に対する目線は厳しくなっているのは事実だと思います。

かつて、スルガスキームで不動産を購入し、不動産会社の策略にまんまとハマり、不動産投資としては不適格な物件を購入してしまった投資家は、今大変な状況にあります。

確かに、スルガスキームに問題がなかったとは言い切れません。ただ、根本的な考え方としては、投資は自己責任です。甘い誘惑に引っかかってしまった人は、現実を受け入れて改善策を検討するべきではないかと思います。泣き言を行っていても仕方がありません。

では、その苦しい状況をどう乗り切るのがいいのでしょうか?

スルガスキームに苦しんでいる方は概ね、「地方物件」「低資産価値物件」「大規模修繕リスク」「空室リスク」などに頭を抱えています。もちろん、人によって、そして物件ごとに解決すべき悩みは違うので、個々のケースに置き換えて解決していくのが正しい方法だと思います。

ただ、ここではっきりお伝えしておきたいことがあります。

それは、

「スルガ融資でも不動産投資で成功している人はいます」

ということです。

どういうことか?

スルガ銀行のアパートローンは金利が高めに設定されていることが多く、キャッシュフローが厳しくなりがちです。しかし、スルガ銀行でも低金利で融資を利用している投資家はいます。

実際に、弊社の投資顧問先のお客様でも、スルガ銀行で金利を「1%台」で利用している人は数名います。

4.5%または3%台後半で借りている人が多い中、信じられない数字かもしれません。

しかし、事実です。

毎月の金利が4.5から1%台になったら、キャッシュフローはどうなるでしょうか?

驚くほど改善されるのは目に見えています。

当然、返済比率は大幅に削減され、内部留保の期待も可能です。

ただし、小手先のテクニックでキャッシュフローが改善できるほど甘くはありません。

この辺りは、不動産投資顧問を行っている一部のコンサルタントであれば、ノウハウを熟知しているはずです。

打つ手がないと下を向いてしまっている方は、金利削減に向けて馴染みの不動産コンサルタントなどに相談をもちかけてみるのがいいと思います。

不動産投資、賃貸経営でお悩みの方は、一人で悩まずに髙野不動産コンサルティングにご相談ください。

弊社へのご相談はこちらから

コメント

タイトルとURLをコピーしました