不動産コンサルタントの高野です。
このブログでは、不動産を所有している方や活用したい方を対象に、現役の不動産コンサルタントが情報を発信しています。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されてから早数週間が経ちました。
私の住む東京都でも、街は賑わいを取り戻して多くの人が出歩いています。
しかし、ここ数日は新規の感染者が再び100名を超える状態です。
もはや第二波とも言える状況ですね。
ところで、最近クライアントの方からよく聞かれることがあります。
「コロナの影響で不動産価格はどうなるの?買うべき?売るべき?」
今回のコロナのように世界を巻き込む災害が起きると経済も大きな打撃を受けるので、不動産市況も当然影響を受けます。
確かに不動産投資家さんや地主さん、これから不動産を買おうか迷っていた人にとっては、今後の不動産市況は気になるところですよね。
ほぼ間違いなく、今後不動産価格は下落していくと思います。
なぜ下落するのか?実はコロナ以前から下落の予想をしていたので、一概にコロナだけを理由にはできません。しかし、今回のコロナの影響で物件を売却する人、売却しなくてはならなくなる人が増えることは明白なので、そうなると売却市場に物件が増え、価格は下落することは目に見えています。
実際に私たちの会社にも物件売却の相談も増えていて、6月だけで約8棟の媒介契約※を締結しました。
※媒介契約とは、売主さんと不動産業者との間で結ぶ契約のことです。
物件の売却を考えている方は今後売却物件が増えることを見越して先手を打つ必要があります。
少しでも高くご自分の資産を売却できるように。
どうしたら物件を高く売れるのか?個別のコンサルティングが必要なので一般論は避けますが、ご自身でよく考えて、また身近に相談できる不動産会社がいるのなら早めに相談して対策を実施することをお勧めします。
株式会社 髙野不動産コンサルティング 代表取締役 / 不動産会社にて600件以上の仲介、6,000戸の収益物件管理を経験した後、物流施設に特化したファンドのAM事業部マネージャーとして従事。 現在は(株)高野不動産コンサルティングを設立し、投資家や事業法人に対しての不動産コンサルティングを行う。 / 保有資格 ・公認 不動産コンサルティングマスター ・相続対策専門士 ・宅地建物取引士 ・賃貸不動産経営管理士 など
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